備蓄米100万トンの国が食料安全保障とか言うな

 


「想定外でした」はもう聞き飽きた~備蓄米100万トンってマジかよ?という話~



最近ふとしたきっかけで知った事実。


「日本の備蓄米って、全国民2ヶ月分しかない」


……え、少なくない?


直感的に「いやいや、さすがにそれヤバくね?」って思った人、あなた正常です。

むしろ「政府が考えてるから大丈夫」とか思ってる人の方が、かなり危機感ないか、危機管理任せっきり人間です。


でも実際にそう思ってる人、たぶん多い。


ホリエモンが前にこんなこと言ってた。


「普通の人は危機の時のことは考えなくていい。なぜなら、頭の良い人達がそうならないように考えているから。」


……いやいやいや、マジで?

その“頭の良い人たち”が、全然考えてない、もしくは考えてても通らない国が日本なんだよ!





◆ まず本当に「たった2か月分」なのか調べてみた



農水省の資料を見ると、備蓄米はだいたい100万トンちょい。

日本の人口1.2億人として、単純計算で「1人あたり年間54kg消費」として、


  • 年間消費:120,000,000人 × 54kg ≒ 648万トン
  • 備蓄:100万トン
  • よって:約1.85か月分(ほぼ2ヶ月)



ガチだった。政府公認の2ヶ月分。

つまり何か起きたら、2ヶ月以内に次の一手を打たなきゃアウト。


え? 台風で農作物がダメになる?

え? 地震で流通が止まる?

え? 外国から肥料が入ってこなくなる?

え? 有事で輸入がストップする?


そんなとき、備蓄100万トンで何とかなると思ってんの?





◆ 他の国と比べてどうなんよ?



アメリカ、中国、インド、EU…食料安全保障に本気出してる国は、

備蓄量も桁違い。


  • 中国:コメ、トウモロコシ、小麦を合計で数億トン単位。特にコメは世界の在庫の65%以上とも言われてる。
  • アメリカ:国家備蓄システムが農産物だけじゃなく種子、肥料、飼料まで網羅。
  • インド:主食のコメや小麦は大規模な公的備蓄あり。人口増加と貧困層対策で政府がガチでやってる。



これに対して日本:


  • 米は100万トン(2ヶ月分)
  • 小麦は90%以上輸入(しかもアメリカ依存)
  • トウモロコシ、豆類、食用油の原料もほぼ輸入
  • 肥料の原料(リン・カリ)も9割以上が輸入
  • 家畜のエサ(飼料)は8割以上が海外依存



もうね、「これでよく安全保障とか言えるな?」ってレベル。





◆ なぜ日本だけが備蓄を軽視しているのか?



結論から言うと、以下の3つがデカい。



① 政治家が票にならないことをやらない



「備蓄米を増やします!」って言っても、

有権者の反応はせいぜい「ふーん」で終わり。


インフラや子育て支援みたいに“見える成果”じゃないし、

しかも成果が出るのは10年後とかの話。


そうなると、目先の選挙に勝ちたい政治家からすれば「無駄」扱い。



② 財務省がコストしか見てない



「2ヶ月分でも何十億円もかかってます。無駄を削減しましょう」


……は?

じゃあ戦争になって食料入らなくなったら、どうすんの?

「想定外でした」で終わるつもり?


いざというときは命より金ってマジで言ってる?



③ 日本人特有の「空気」優先文化



「過去に大災害なんてそうそうなかったじゃん」

「戦争なんて起きるわけないし」

「心配しすぎは恥ずかしい」


こんな“空気”が、先回りの行動を封じる。


でもさ、阪神淡路大震災も、東日本大震災も、熊本地震も、

全部「起きるわけない」が起きたよね?


それでも学ばない。

学ばない民族って、滅びるんだぜ?





◆ そもそも「想定外」という言葉が免罪符になってる



災害のたびに聞くセリフ。


「想定外の規模でした」

「前例のない事態でした」

「万全を期していたが、予想を上回った」


……いやいやいや。

2006年の土木学会は10m以上の津波シミュレーションしてたし、

政府の地震調査委員会も巨大地震の可能性を警告してたじゃん。


つまり、「想定されてたけど、無視した」んだよね。


それを「想定外でした」で逃げるって、どういう神経してんの?





◆ 備えるヤツが損をする社会



日本では、


  • 「備える」はコストカットの対象
  • 「想定する」は“心配しすぎ”と笑われる
  • 「備えなかった」は責任を問われない



こんな国、本気でヤバいよ。


民間企業なら、リスク対策せずに事故起こしたら普通に訴訟&倒産だよ。

でも国は「税金で対応するからセーフ」みたいなノリで済まされてる。


いやいや、税金って俺らの金やんけ!





◆ 「誰かが考えてくれてる」は幻想



ホリエモンの「普通の人は考えなくていい」ってのは、

**「まともな国家なら」**という前提があってこそ。


だけど日本は、


  • 責任の所在が曖昧
  • 予算は目先のバラマキ優先
  • 緊急時に動くシステムがない
  • 食料もエネルギーも中国やアメリカに依存



こんな国で「誰かが考えてくれてる」は、完全に幻想。


むしろ「普通の人こそ、危機感を持って騒がなきゃ変わらない」。





◆ 国に期待するな、でも声は上げろ



もちろん、個人でできることは限られてる。

備蓄米を増やすのは国の仕事だし、輸入依存を見直すのも政策判断。


でも、それを無関心で放置した結果が今なんだよ。


国民の半分が「それおかしくね?」って声を上げたら、

さすがに無視できない。


だからこの記事を読んだ人にはこう言いたい:


「備蓄米100万トンで安心できるか? 想定外という言葉に納得できるか?」


YESならそのままでいい。

NOなら、せめて身近な人とこの話をしてほしい。





◆ 最後に:次の「想定外」はあなたの命を奪うかもしれない



  • 食料危機
  • 大地震
  • 中国の台湾侵攻による物流ストップ
  • パンデミックの再来
  • サイバー攻撃でインフラ麻痺



全部、「想定されてる」けど、「対策が進んでない」ものばかり。

そして日本政府の伝家の宝刀はこれ:


「想定外でした」


その言葉に、次は誰が泣かされるのか――

まさか、自分だなんて“想定してない”よね?





◆(追記)じゃあどうする?



せめてこのくらいはやっとこう:


  • 家庭でも米や水を1週間~2週間は備蓄
  • 災害時の行動パターンを家族で話し合う
  • 「備えに金を使え」と政治に声を上げる
  • SNSでもいいからこの問題を広める



政府に任せきりは危険。

自分の命を守るのは、結局自分しかいない。





あとがき



「普通の人は考えなくていい」って言葉、ある意味で心地いいんだよね。

でもその言葉が許されるのは、“国がまともな国”だけ。


今の日本は、残念ながらそうじゃない。

だからこそ、俺ら「普通の人」が、ちゃんと考えないといけない。


想定外じゃなく、想定内で生き残るために。


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