主食が高すぎる国って、それ本当に先進国?

 


主食が高すぎる国、それって先進国って言えるの?



最近、スーパーで米買おうとしたら、思わず二度見したよね。

「え、5キロで4000円!?」って。

調べてみたら、いま日本の米って1キロあたり800円超えてるんですよ。下手すりゃ900円近いのもある。

いやいや、それって…普通に高すぎません?

もはや米が高級食材みたいになってる。


これ、海外と比べるとどうなのか。

アメリカで米を買うと、安いもので1kgあたり150円くらい。

韓国ですら400〜500円程度。

フランスやドイツなんかは主食がパンとかパスタだけど、それも1斤100円台とか、1kgあたり200円前後。


つまり、日本の米価は**「先進国の中でもぶっちぎりで高い」**わけ。


ここで疑問がわく。「なんで日本だけこんなに高いの?」って。





答えは簡単。「主食を国が守ってないから」



この問いに対しての答えは、めちゃくちゃシンプル。


「国が主食をちゃんと保護してないから」。

もうこれに尽きる。


よく「農業保護してるだろ」とか「補助金出てるだろ」とか言う人いるけど、それはあくまで“やってるフリ”に近い。

実際には、「農家を食わせるための補助金」になってるだけで、“国民に安く米を供給する”ためのシステムが機能してない。


アメリカとかEUは、農業保護ガチ勢です。

とくにEUの「共通農業政策(CAP)」なんて、もう農業を絶対に潰させないマン。

フランスとかは「農業こそ国の誇り」って本気で思ってるから、農家にガッツリ金出してでも作らせるし、消費者にも安く届ける。


アメリカはアメリカで、巨大な補助金+保険制度で生産を支える。

で、さらに食料品流通の効率がエグいから、消費者にも安く届く。

だから、パンも米もトウモロコシも激安。


一方、日本。


減反政策とかやって、「米の作りすぎを防ごう!」って規制かけたり。

ブランド米ばっか作らせて、「高くてうまい米」ばかり増やしたり。

その結果、流通量が減って、高品質化が進んで、米が“贅沢品化”。


しかも、高齢化で生産効率は悪くなる一方。

若者は「農業なんて儲からないしキツイからやらない」。

農業人口はどんどん減って、収穫量も減って、コストは上がって…

で、消費者が払う米価は800円/kgを超えてくる。


もうね、完全に誰も得してない構図なんですよ。





農業保護って「消費者守ること」でもあるんだよ



ここでひとつ言いたい。


農業保護=農家を守ることだけじゃない。

農業保護=国民が主食を安く・安定して食べられるようにすること。

これが本来の姿だと思うんです。


だって考えてみてよ。

主食って、毎日食べるものじゃん。

これが高かったら、どんなに他のもの節約しても生活は苦しくなる。

「主食が高い国」って、それだけで暮らしにくいし、生活が不安定になる。


日本は少子化で子育て世帯が減ってるとか言うけど、

米すら気軽に買えない国で、どうやって子育てしろと?


外食産業だって、米の仕入れ価格が高くなれば値上げせざるを得ない。

弁当屋も牛丼屋も、最終的には庶民がそのツケを払うことになる。





なぜ「米だけ高い国」になったのか



日本はずっと「農業を守る!」って言ってきたけど、

実際やってるのは、「一部の高齢農家の既得権益を守る」ことだったんじゃないか?


・農地改革は進まない

・大規模化は遅れてる

・ブランド米だらけで、安定供給向きの米が少ない

・減反政策で供給そのものを抑える

・備蓄米放出も遅くて量も足りない


その結果、供給量は減り、需要がわずかに高まるとすぐ価格が跳ね上がる。


2025年に入ってからの米価高騰なんてまさにそれ。

観光客が増えて、ちょっと買い溜め起きて、米の先物市場もザワついて、

その結果、米の価格が一気に高騰。


でもね、2024年の作況指数(=その年の米の出来具合)は「平年並み」だったんですよ。

つまり「不作だったから高騰した」って話じゃないの。


これはもう完全に、政策の失敗=人災です。





政府の対応も的外れすぎる



で、価格高騰がニュースになると、政府が「備蓄米放出します!」とか言い出す。


いや、遅いし、量少ないし、それで一瞬下がってまた上がるし。

なんなら韓国から米輸入とかしてるし(←25年ぶり)。

いや、国内農家守るんじゃなかったんかい。


しかも2024年の作況指数は「平年並み(101)」だった。

収穫量が異常に減ったわけじゃないのに価格が高騰してるってことは、

「市場調整がうまくいってない」「そもそも流通制度が崩壊しかけてる」って話です。


「天候不順」なんて言い訳は通用しない。

「備蓄不足」「価格調整の不備」「減反政策のツケ」…全部、人災です。





どうすればいいのか?



じゃあどうすりゃいいの?って話だけど、答えははっきりしてる。


本気で農業保護するなら、国民にも安く米を届けろ。


  • 大規模農業への移行を本気で進める
  • 減反やめて、生産性を上げる方向に補助金出す
  • 流通を簡素化して、コスト削減する
  • 備蓄米は日常的に市場調整に使えるようにする



それができないなら、せめて輸入米をもっと使いやすくするくらいの工夫は必要。


主食がここまで高くて、誰もそれを問題にしないのって、ある意味すごい。

物価高って騒ぐなら、まず「米」だろって話です。





まとめ:「主食が高い国」は、いずれ沈む



今の日本の米価は、明らかに“異常”です。

そしてその異常を放置してる日本政府は、「主食=生活の基盤」っていう当たり前の認識を忘れてる。


このまま行けば、日本人は「米を食べられない国民」になる。

農業は守れず、消費者も苦しみ、最終的には「国としての食の自立」が崩れていく。


それって、本当に先進国の姿なのか?


せめて主食ぐらい、安心して、安く、毎日食べられる国であってほしい。

それができて初めて、「先進国」と名乗っていいんじゃないかな。


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