またインバウンド頼り?それ、日本の終わりの始まりかも

 【観光に頼るな!】GDP1%のために爆買いを追いかける日本ってどうなの?


〜インフラ補修こそが未来への投資だろって話〜


最近、テレビもネットも「インバウンド!外国人観光客が戻ってきた!爆買いすごい!」みたいなニュースであふれてる。


確かに街中に観光客はめちゃ増えてる。

浅草も京都も外国語だらけ。

コンビニの前でスーツケース広げてる観光客も日常風景になった。


でもさ、それって本当に「日本の経済が良くなってる」って言えるの?

「外国人が金を落としてくれるから、日本は観光立国として生きていこう!」なんて流れ、本気で信じて大丈夫?


今日はそんな話を、なるべくフランクに、ちょっと長めに語ってみたい。

結論から言うと――


GDPを1%上げるために観光に全力投球するくらいなら、壊れかけの橋や水道を直せって話。



■ そもそも観光で日本はどのくらい儲かってるの?


まず、データをざっくり見よう。


2023年、日本にやってきた外国人観光客は約2500万人。コロナ前のピーク(約3200万人)には届かないけど、まあまあ戻ってきた。


彼らが落としたお金は約5兆円。

おぉ、5兆円ってすごくね?ってなるかもしれないけど、日本のGDP(国内総生産)は約600兆円。


つまり、観光によるインバウンド消費ってGDPの1%にも満たない

(5兆 ÷ 600兆 × 100 = 0.8%くらい)


冷静に考えて、めちゃくちゃ誤差でしかない。



■ GDPを支えるには観光じゃ弱すぎる


よく「フランスは観光大国で経済成長してる!日本も見習え!」みたいな話あるけど、フランスですら観光のGDP比率は7%台。


しかもフランスは観光だけじゃなく、航空産業(エアバスとか)、原子力、農業、ワイン、アート産業、なんだかんだ強い「生産の柱」がある国。

「観光だけで成り立ってる国」なんて、世界中探してもそうそうない。


観光って要するに「消費させる」だけの産業で、継続的に生産性を上げていくのが難しい。

外国人が来て、ホテル泊まって、寿司食って、土産買って、それで終わり。

一回きりの消費。次に来るかどうかも分からない。


そんな一時的な消費に、日本経済の将来を託していいのか?

どう考えてもリスキーだよね。



■ 観光って、割に合わなくね?


しかも観光業って意外とコスパ悪い。


例えば:

外国人観光客を呼ぶためにPR費用(CM・広告)

多言語対応の案内板・人材育成

オーバーツーリズム対応(混雑・マナー問題)

水道・ゴミ処理・交通機関の負荷増


つまり「お金を落としてくれる」以上に、受け入れコストがめちゃかかってる。

そのうえ、接客・清掃・輸送などの仕事は重労働なのに賃金は低いという、いわゆる“低生産性労働”。


そんな産業に日本が全力でベットするってどうなんだ?って話。



■ その1%のために“未来への投資”をおろそかにするな


ここからが本題。


「GDP1%上げるために観光振興を頑張る」のは、まあ分かる。でもね、その1%のために、もっと大事なことがおざなりになってない?


たとえば、インフラの補修・更新


日本の橋、水道、トンネル、堤防、駅、道路、ぜーんぶ老朽化がヤバいレベルになってる。



■ インフラの耐用年数、もう過ぎてます


例えば橋。

全国に70万橋あるけど、その半分近くが建設から50年以上経過してる。

つまり、コンクリの中の鉄筋がサビて崩れ始めてもおかしくない。


上下水道も、老朽化が進みまくってる。

今のままだと、2040年には全国の水道管の約40%が耐用年数オーバーになるって試算もある。


トンネルも、駅のホームも、堤防も、何もかもが「昭和の遺産」。

メンテナンスを怠れば、そのうち“人命”に関わる事故が起きる。


実際に起きてるしね。



■ 補修は「コスパ最強」の公共投資


ここで注目したいのが、「インフラ補修ってめちゃコスパいいよ」という事実。


たとえば橋。

壊れてから新しく作ると10〜15億円

壊れる前に補修すれば1〜3億円ですむ


水道管も同じ。漏れてから直すより、定期的に入れ替えた方が安い。


そして何より、補修工事は地元の中小業者の仕事になる

東京の広告代理店に金払ってインバウンド誘致するより、地元に金を回した方が“本物の地方創生”になるんじゃないか?



■ 地味だけど「暮らしを守る」投資


観光って、ハレの世界だ。

非日常。エンタメ。楽しい。


でもインフラって、ケの世界。

毎日の生活そのもの。


水が出る、トイレが流れる、道路が安全、橋が落ちない――

こういう当たり前を守るのが、ほんとの「国の力」だと思わない?


外国人が「また来たい」と思う国って、インフラがちゃんとしてて、安心できる国なんだよ。

裏返すと、インフラボロボロの国に、観光客はリピートしない。



■ 「インフラ補修こそが国を強くする」


だからこそ言いたい。


GDP+1%のために観光に頼るくらいなら、補修インフラにガッツリ金を使うべきだと。

GDPに与える影響が長期的(持続的に効く)

地元企業に仕事が回る

災害に強くなる

国民の生活満足度が上がる

将来の復旧コストを抑えられる


観光って“消費”だけど、補修は“投資”だ。

その差はデカい。



■ まとめ:観光はオマケ、インフラが本体


もう一度言うけど、観光を完全に否定してるわけじゃない。

観光には文化交流や地域活性化の面もあるし、短期的にはそれなりに稼げる。


でも、それはあくまで「オマケ」だ。


経済の本体は、生産力であり、インフラであり、技術だ。

そしてその土台がボロボロだったら、観光客が来ようが何しようが、その国は長くは保たない。


だから、これからの日本に必要なのは――


「外国人を呼ぶPR」より

「足元を直す予算」


これが、ほんとに大事なんじゃないかと思う今日この頃。



■ おまけ:予算の使い方、マジで考え直そうぜ


最後にちょっとだけ毒を吐くけど、日本政府はわりと「わかりやすい成果」にばっかり金を出す傾向がある。


観光客数とか、外国人の消費額とか、そういう“見える数字”が好きなんだよね。でもインフラ補修って地味だし、票にも結びつきにくい。


でも、それでもやらなきゃダメなことってある。


だって俺たちは「日本を見せびらかす」ために生きてるんじゃない。

安全に、安心して、未来の子どもたちも暮らせる国を作るために生きてるんだ。


……って、ちょっと熱くなったけど、そんな思いで今日は終わりにします。

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